本能寺の変
今年はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公、明智光秀が注目を集めていますが、旧暦6月2日は有名な「本能寺の変」が起きた日です。
要因については「野望説」、「怨恨説」、様々な「黒幕説」が主流だったようです。
私は、教養があって、軍事、政治、外交の実務能力にも優れていた光秀は、ポスト戦国時代のリーダーとして残虐過ぎる織田信長は相応しくないと考えていたのではないか、と思っていました。
京都府福知山市の「福知山光秀ミュージアム」がおこなったインターネット投票によると、正義のために信長を討ったとする「暴君討伐説」が1位となったそうです。
まさに「わが意を得たり!」と、嬉しくなりました。
光秀の書状に「信長父子の悪虐は天下の妨げ、討ち果たし候」とあったそうですから、自分が天下人になりたいというよりは、織田家の天下統一で残虐な専制政治の体制になることを阻止するための謀反だった、と思いたいです。
本能寺の変により、一晩で日本の歴史が大きく方向を変えたことは確かです。
現在の米国、中国、日本を取り巻く国際情勢もコロナでこれだけ影響を受けるのですから、いつ何が起きて世界がどうなるかわからないです。
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