政局とシストレ
システムトレードはファンダメンタルズとあまり関係がないので、政局については普段は大きな関心はないのですが、最近の安倍内閣の支持率低下は気になります。
支持率の急落に、永田町では、「青木の法則」が取り沙汰されているそうです。
「青木の法則」は、内閣支持率と与党第1党の支持率の合計が50%を割ると、半年以内に政権は倒れるというものです。
確かに、50%を割るギリギリのところまできています。
8月24日まで政権を維持すれば、連続在任期間が2799日となり、佐藤栄作元総理の2798日を抜き1位になることから8月退陣説も囁かれています。
7月の東京都知事選に続き、今年の夏は政局から目を離せません。
小泉政権、民主党政権、第二次安倍政権、トランプ政権、と時代を大きく動かす政権が発足したとき、マーケットの動き方は変化し、それとともに機能していたロジックが使えなくなったりしました。
次の政権が、中国・アメリカといかに向き合うか、グローバリゼーションにどう対応するか、財務官僚との距離はどれほどか、等々でマーケットも変化しますので、トレードシステムも変身を余儀なくされる可能性があります。
「 これからは、戦も世の中も、どんどん変わりましょう。 我らも、かわらねば… 」