AI時代に生き残る
10数年も前のことですが、初めてトレードに興味を持って本を読み始めた頃は、ほとんどが個別株の解説書でした。
そのころオンラインでの取引が注目されるようになって、株のデイトレの書籍が並ぶようになりました。デイトレのセミナーも開催されるようになり、片田舎から東京のセミナー会場に何度も足を運びました。
株のデイトレードセミナーの講師が「これからはFXの時代がくる」と言いました。
また、アメリカ株のスキャルピングの講師が「これからはロボットがトレードする」と言いました。
どちらも10年以上前の話です。
2020年の今、書店に並ぶトレード本のほとんどがFX関連です。
また、MT4の上でEAが自動で売買してくれます。
予言の通り、FXをロボットがトレードする時代が到来しました。
さらにAIというとんでもないものが発明され、トレードシステムさえ機械が考えてくれるようになり、マーケットでは、AIの性能を競い合う戦いが始まりました。
ゴールドマン・サックスは、600人のトレーダーを2017年に2人まで削減したそうです。
個人のトレーダーは、どのように戦っていけばいいのでしょうか?
私はやや楽観的ですが、AI同士の戦いの中で、AIが形成するマーケットの癖があるかも知れません。
そこに、人間がつくるシステムが勝てる隙間があるのではないか、と思っています。
私のトレードシステム "FiveGear1H" をこちらで公開しています。