大恐慌を生き抜くシステムトレード

コロナ不況を、225先物システムトレードでサバイバルできるか

尖閣衝突事件から10年

 平成22年9月7日に尖閣諸島沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件からもう10年経ちました。日本中が「領海」というものを深く認識し、考えるきっかけとなった事件でした。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」に衝突の際の映像があげられて、ユーチューブが誰にでも知られるところになりました。映像を流出させた海上保安官だった人は、已むに已まれぬ気持だったのでしょう。 

 

 産経新聞に【前原誠司元外相 菅首相が『船長を釈放しろ』と言った】という記事が掲載され、ツイッターでは8日「前原元外相」がトレンド上位に食い込んだそうです。

 ツイッターには「いまさら、何言ってんだ」という反応があったそうですが、今だから意味があるんですね。

 国民と立民の合流新党は今月10日に代表を選出し、15日に結党大会を開くことになっていますが、前原さんは政策の不一致を理由に合流新党には参加しません。枝野さんが代表になる可能性の高い新党とはライバル関係になります。そして、新党は民主党政権を担った顔触れが揃っています。

 ということは、菅直人内閣の暴露話はそのまま合流新党への不信感につながります。また、京都の国民府連の地方議員は、合流新党に参加する泉健太氏か、参加しない前原氏のどちらにつくか悩んでいるところですが、新党の代表選に立候補している泉氏に対する牽制球にもなるはずです。

 自民党総裁選と旧民主党の形態変化の行く末。政局が今、一番気になります。