福田麻貴が容姿ネタを捨てる - 大恐慌を生き抜くシステムトレード

なんで3時のヒロイン・福田麻貴に注目しているかいうたら、「noteに書ける」のボーカルが良かったからや。

ずっとヘビロテしいっぱなしや。いい曲やで。

（なんで急に大阪弁なんや？）

それより、容姿ネタを捨てたそうで、良かった。

人によって笑いのツボは微妙に違うので、良い悪いの話をするつもりはないけど、自分としては容姿だったり非モテの自虐ネタは全然笑えないわ。

男なら、禿げ、チビ、ブサイクをネタすることが多いし、

女なら、デブ、ブス、非モテ、婚期逃したなどをよくネタにする。

プロの芸人だからこそ人を傷つけない笑いにできる、なんて意見があるけど、そんなことよりなにしろ面白くない。

容姿や自虐ネタは、途中で客にオチが読まれる。そんなネタ、おもろいわけないやろ。

笑いの要因は種々あるが、昔読んだフランスの劇作家マルセル・パニョルの『笑いについて』に書いてあったけど、もっとも原始的なファクターは「優越感」やそうだ。

自分が優秀でなくても、他人をバカにすることで相対的に優越感を手に入れることができるわけで、容姿ネタや自虐ネタはこれに当たるやろ。

ようするに容姿ネタは、一番笑いをとりやすいファクターというわけや。

それに下ネタ、容姿ネタ、自虐ネタ、あと変顔なんかは、それほど工夫しなくてもとりあえずの笑いはとれるから、客に飽きられる。

鳥居みゆきは若い頃、グラビアDVDを出すほどの美人で、スタイルが良くて、さらに既婚者だったので容姿ネタ、自虐ネタは早くから封印されておった。

だから彼女独特の不気味ともいえる世界観を作り出したんや。

気持ち悪いところもあるので、評価は分かれるが、安易なネタ作りに走らずオリジナルの笑いを追求した努力は素晴らしいと思う。

福田麻貴も元アイドルだから、彼女自身は容姿ネタ、自虐ネタは使いにくいはず。

エクジットも、ぺこぱも、独自のスタイルを生み出して新しい時代を作った。

３時のヒロインも新しい時代をつくれや。

福田麻貴なら、きっとできると思うとるで。