大恐慌を生き抜くシステムトレード

コロナ不況を、225先物システムトレードでサバイバルできるか

利益確定考

トレードの教科書には必ず「損小利大」と書かれています。しかし、利を伸ばすには損切り幅をあまり小さくできないし、損切り幅を小さくすれば損切り貧乏になるし、言うに易く行うに難しです。損失を少なくして利益を伸ばす決済は、エントリーより難しいかも知れません。

             f:id:happysnow225:20201029153952p:plain        

特に、スキャルピングの自動売買では、機械的な方法で指示を出さなければならないので、悩みます。これまでも様々な方法を試してきました。

 

(1) 利幅を決めて指値する。一番わかりやすい方法です。利幅が小さければ勝率は上がりますが、大きく動いたときの利益を得られず悔しい思いをします。利幅が大きい時は、そこに届かず損切りになることもあります。利幅をいくらにするかは、バックテストの繰り返しで探します。

(2) ドテンです。例えば、ゴールデンクロスでロングエントリー、デッドクロスでロングをエグジットしてショートエントリーする。トレンドが大きく、また比較的長時間続いたときは、大きな利益を得ることができます。しかし、ドテンするころには建値近くに値を戻し、あまり利益がのらないことも多いです。

※漢字は「途転」だそうです。年配者がびっくりしたとき「ドッテンした」というは、こちらの地方だけかな?

(3) トレイリングストップで、値を追いかける方法。タイトに追いかけるとすぐロスカットポイントにかかって損切り貧乏になるので、どのくらい幅をあけるかバックテストの繰り返しで探します。

(4) インジケーターを使う。移動平均線ボリンジャーバンドにタッチした時、RSIやストキャスティクスである値に達した時、等々。値をいくらにするかは、バックテストの繰り返しで探します。

(5) ロウソク足の終値が、ロングなら(買値+X円)より高ければ決済。ショートなら(売値-X円)より安ければ決済。ただ、X円をいくらにするかは、バックテストの繰り返しで探します。この方法は、大きなトレンドの端から端まで取ることはできませんが、比較的確実に利益を確定してくれます。実は、" FiveGear1H " はこの方法を使っています。

 

FiveGear1H "  は、ゴールデンクロスデッドクロスなど、複数の王道ロジックを組み合わせた安定性重視のスキャルピング自動売買システムです。

こちらで頒布しています。 オートレ戦略ショップ / FiveGear1H

 

このストラテジーは、自動売買システムオートレ225上で稼働します。

→ オートレ225 - 日経225自動売買ツール

 

blog.automatictrade.net